私は、昨年の夏から習い始めました。今回の作品のテーマは“感謝”。私はテーマの字を練習する前に、必ず基本である“五六七八九十”を書きます。一緒に習っているMちゃんのアドバイスを受け、その日の一番出来を1枚ずつ取って置いています。私の手元には歴代“五六七八九十”が私の成長記録として大切にしていますが、今回、教室で“五六七八九十”を写真に取ってもらいました。カメラを通してみる自分の文字は、いつも眺めているのとは少し違った感覚で、客観的に見ることができました。
そして、図々しくも?「あれ?上手くなっている。よね?」っと、自分の成長を感じ、ニンマリしてしまいました。まだまだだけど、継続は力なり?って本当なんだな、私も私なりに、ゆっくりだけど確実に成長しているんだな。と感じました。
毎回最後に作品作りとして、一枚の色紙にテーマの文字を書きます。今までは上手く書けるまで半紙に作品を作成していたわけですが、最近は一人一枚の色紙制限。「一本勝負!」というプレッシャーがありますが、それもまた、心地良い緊張感があり自分なりに楽しみながらやっています。習い始めは一文字の中でもバランスが取れず上下や左右に分かれてしまいバラバラ・・・、ということもしばしばありましたが、少しずつ全体のバランスを感じながら書けるようになっているように感じます。
うまく書けるようになることも楽しみの一つですが、墨を磨る動作、墨の香り、墨の濃淡、筆の感触が心を落ち着かせ、なんだか癒され、忙しく重圧ある仕事の息抜きにもなっているようです。軽い気持ちで始めた書道でしたが、一つずつmy書道道具を買い足している自分をみると、すっかりはまっているなぁ、と感じずにはいられません。
そして、始めてよかった、と思っているのですが、 これはヨウコウ先生のお陰だと思います。やっぱり教室が楽しいから私も続けられている、それが一番大きいと思います。(お世辞でもなんでもなく)
ヨウコウ先生、本当ありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします。
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